よくあるご質問

石粉粘土・土粘土の質問

フォルモ・クレイド・アーチスタフォルモ・ラドール・やまぶき・本木節など

  • 乾燥後の粘土同士を接着するには?

    粘土を水で柔らかくしたもの(ドベ)、または木工用ボンドで接着してください。

  • 粘土作品の表面が汚れないようにするためには?

    ケースなどに入れていただき、埃がつかないようにしてください。
    または、ニス等でコーティングすると汚れても拭くことができるようになります。

  • 粘土は水に濡れても大丈夫?

    石粉粘土や土粘土には耐水性がありません。
    水に濡れる可能性がある場所に展示する場合は、アルコートや水性防水剤を表面に塗ってください。

  • 少し固くなった粘土はどうすればいいの?

    水を少量加えながら良く練ってください。
    練るのが難しいような固い粘土の場合は、できるだけ細かく砕いてから、清潔な濡らした布に包んで何日かおくことでやわらかくなります。
    やわらかく戻った粘土は、水分が均等になるよう、よく練ってからご使用ください。
    なお、完全に粘土が乾いてしまうと、元には戻りません。

  • 完成した作品はどれくらい乾燥させればいいの?

    作品の大きさや粘土の厚みにより異なります。
    表面が乾くだけなら半日を目安とし、内部まで乾燥させるには1週間程度の期間をおいてください。
    早く乾燥させるには、時々作品を裏返したり、金網の上で乾燥させるなど、全ての面を空気にふれさせることがコツになります。

  • 開封済みの粘土を保存するには?

    ラップなどで密封してから、チャック付袋に入れ、冷暗所に保管します。
    お早目に使い切るようお願いいたします。

  • 作業を中断する場合は?

    乾燥後でも粘土の削り・盛りが簡単に出来ます。
    作業を中断して、そのまま乾燥させても問題ありません。

  • 作品を作っていたらフォルモが足りなくなった。お店で売っていないの?

    フォルモは教材専用に作られた粘土のため、市販されておりません。
    購入したい場合は、学校へご相談ください。学校を卒業して入手経路が無くなった場合は、市販もされているアーチスタフォルモやラドールで代用することも可能です。
    なお、クレイド、本木節、やまぶき、セラミドは代用可能な一般商品は販売されておりませんので、予めご了承ください。

  • ラドールとアーチスタフォルモとフォルモの違いは?

    キメの細かさに違いがあります。
    ラドール<アーチスタフォルモ<フォルモの順でキメが粗くなっていきます。
    ラドールは最もキメが細く、細密な造形が可能な粘土。アーチスタフォルモは、彫塑などの美術に最適。
    フォルモは児童でも削りやすく造形しやすい粘土になっています。

  • 手足などの細い部分を、ひび割れせずにキレイに仕上げるには?

    針金(アルミかステンレス製)に、木工用ボンドを付けながらティッシュを巻き付け、よく乾燥させたものを粘土の芯材にしてください。
    動物や人体などの細いパーツを、ヒビ割れすることなくキレイに表現することができます。

  • 本木節の木節ってなんですか?

    木節という天然の土の事です。
    木節粘土とは、炭化した木を含み、700~300万年前の粘土層から取れる最も粒子の細かい高品質な土です。

  • やまぶきは何の土から出来ているのですか?

    蛙目(がいろめ)という天然の土から出来ています。
    愛知県や岐阜県、三重県に分布する約500~300万年前の粘土層から取れる土です。
    雨に濡れると、土に含まれる石英粒がカエルの目のように光って見えるため、蛙目と言われてます。

陶芸粘土の質問

セラミド

  • 他の陶土とセラミドは何が違うの?

    セラミドには5つの大きな特長があります。
    ①大変な練り作業が不要です。※通常の陶土は、練りが不足すると乾燥や焼成で割れてしまいます。
    ②急熱、急冷に耐え、肉厚の差が大きい物や特殊な形でも焼成が失敗しにくい。
    ③成形後の乾燥のみで絵付けができるので1度焼きで完成します。
    ④紙や木など、燃える芯材なら、入れたまま焼成できます。
    ⑤屋外での野焼きに最適な粘土です。※焼成時の破裂やヒビ割れがおこりにくいので、温度調整の難しい野焼きでも失敗しにくい粘土です。

  • 乾燥して固まったセラミドのクズは再生して使用できますか?

    焼成前のセラミドでしたら再生可能です。
    クズ粘土を濡らした布に包み、ポリ袋に密封して一晩置いておけば柔らかくなります。
    使うときは、良く練ってからお早目にご使用ください。

  • セラミドを焼いたら、作品全体が黒っぽくなりました。

    窯に作品を詰めすぎたり、可燃性のものを一緒に焼成すると、酸素不足になってセラミド内の有機物が炭化したままの状態になる可能性があります。
    その場合は、900~1000℃で焼成し直すと黒さが軽減されます。

  • セラミドで土鈴を作ったのですが、良い音が出ません。

    1100℃の高温で焼成すると音が良くなります。また、肉厚を薄く均一にすると良い音色になります。

  • セラミド作品に他の陶芸用絵具や釉薬を使いたいのですが。

    ご使用いただけます。ただし、セラミド以外の陶土の場合は素焼きしてからのご使用となります。

樹脂粘土の質問

スーパーカルモ・とけないくん・ハーティ・スクールモデナ・モデナなど

  • 粘土は水に濡れても大丈夫?

    とけないくん・スクールモデナ・モデナ・モデナソフト・モデナペーストは準耐水性です。
    生活耐水ですので長時間水に浸けたままの使用はご遠慮ください。
    自然乾燥で硬化するスーパーカルモのシリーズ、ハーティのシリーズには耐水性がありません。
    水に濡れる可能性がある場所に展示する場合は、水性防水材を表面に塗ってください。

  • 粘土同士を接着するには?

    乾燥すれば透明になる工作用接着剤や木工用接着剤がおすすめです。紙や木との接着にも使えます。

  • 防腐剤や防カビ剤は入っていますか?

    防腐剤、防カビ剤ともに、必要最低限入っております。
    非衛生的な環境下で使いかけの粘土を保存していると、カビが生える可能性があります。
    使いかけの粘土は清潔に保管し、お早目に使い切るようお願いいたします。
    その他材料に関しては、会社概要の「安全性について」をご参照ください。

  • 少し固くなった粘土はどうすればいいの?

    水を少量加えて良く練ってください。
    練るのが難しいような固い粘土は元には戻りません。粘土を使う時は、必要な分だけ取り出し、使わない分は乾燥しないように密封しておいてください。

  • 完成した作品はどれくらい乾燥させればいいの?

    作品の大きさや粘土の厚みにより異なります。
    表面が乾くだけなら数時間を目安とし、内部まで乾燥させるには2~3日程度の期間をおいてください。
    早く乾燥させるには、時々作品を裏返したり、金網の上で乾燥させるなど、全ての面を空気にふれさせることがコツになります。

  • 開封済みの粘土を保存するには?

    ラップなどで密封してから、チャック付袋に入れ、冷暗所に保管します。
    お早目に使い切るようお願いいたします。

  • 作業を中断する場合は?

    乾燥後に樹脂粘土を削ったり盛ったりするには、テクニックが必要です。
    樹脂粘土で作品を制作する時は、中断せず一気に作り上げてください。
    乾燥後に粘土を盛りつけたい場合は、乾燥した粘土との境目をヘラや指でよく馴染ませながら造形するか、作ったパーツ同士を接着剤ではりつけてください。

  • 作品を作っていたらスーパーカルモが足りなくなった。お店で売っていないの?

    スーパーカルモは教材専用に作られた粘土のため、市販されておりません。
    購入したい場合は、学校へご相談ください。学校を卒業して入手経路が無くなった場合は、市販もされているハーティで代用することも可能です。
    同様に、スーパーカルモの赤はハーティカラーのマゼンダ。青はハーティカラーのブルー。
    黄はハーティカラーのイエローで代用することができます。